English Versionレクチャー:石上阿希博士による「春画享受の過去・現在」 日時:2015年2月6日(金)午後5時30分〜午後6時30分
場所:ホノルル美術館ドリス・デュークシアター
参加費:無料
近代以前の日本人が春画をどのように見 てきたのか、そして現在の私たちはどのように見ているのか。
レクチャーの内容:
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春画史概説
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春画を見る、艶本を読む-主に江戸時代について、春画がどのような人々によって作ら れ、売 られ、読まれていたのか。 春画・艶本に対する江戸時代の人々の意識などについて
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検閲-江戸時代から近現代まで
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春画と現代-欧米と日本での春画評価や近代以降の芸術家に与えた影響について
石上阿希博士
立命館大学大学院博士課程修了。博士(文学)。専門は近世文化史。大英博物館プロジェクトキュレ イ ターとして2013年 10月より開催された春画展の準備に携わる。現職は、立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員。院生時代より国内外の春 画・艶本調査を続け、2010年にそれを基にした「近世艶本総合データベース」の公開をスター トし た。編著に『西川祐信 を読む』、共著に『Shunga: sex and pleasure in Japanese art』 (いずれも2013年)がある。また、2014年8月からセカンドライフ内にて仮想展覧会「春 画を 見る、艶本を読む」を 開催。
ドリス・デュークシアターウエブサイト