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性別の概念を解明する:女性アーティストによる緊縛の描写

多くの女性は、荒木 経惟(1940年生)と米原康正(1959年生)が女性差別を煽っていると二人のことを批判するどころか、 彼らの作品を官能的でエロティックで、そしてパワーをくれると感じている。「荒木作品が女性に対する差別を煽るという間違った見方をしている人々に対しては、女の私が描いた縛り画がその人達の第一印象をかえることができれば幸いです。」と同様の縛り画を描く女性アーティストのツバキアンナ(1970年生)は語っている。彼女によると、縛るというエロティックな行為は宗教的意義と繋がりがある。

「古来から神道において「結ぶ」「結び」がすべての始まりです。 結ぶとはtieとかknotという表層的な意味ではなく =sexに近いのかなと思います。結ぶことによって万物が生まれる、それに通底するんじゃないかなと思うのですよね。」

—ツバキアンナへのインタビュー、2014年9月(英訳:スティーブン・サレル)