ツバキアンナ(1970年生)
月兎(ゲット)

2007年
(L.2014-53.03)

東アジアの民俗学では、満月の模様を巨大な臼と杵で不老不死の薬を作っている「月兎」と表現している。一方で、このお話の現代版としては、薬を作る代わりに兎が餅をついていると言われている。ツバキはこの作品で月兎の伝説とアメリカン・ポップカルチャーのプレイボーイバニーをコミカルに融合させている。またツバキの作品は、何度も日本版週刊プレイボーイに掲載されている。